安全スキャンセンサー
テックマンは、協働ロボットとしての認証ISO 10218-1,ISO/TS 15066を取得しています。
万が一、人がロボットに接触した場合は停止する機能が装備されています。
この認証を持つロボットは、運用の条件を満たせば安全柵を設置せずにご利用頂けます。
条件の一つとして、ロボットが持つ製品を250mm/秒以下のスピードで移動する事とされています。
また保護すべき身体の部位によっては、更に減速しなければなりません。
これを協働モードと呼びます。
協働モードを製造現場に当てはめると、多くの場合がタクトタイム(単位あたりの製造時間)が間に合わない事が課題になります。
課題解決には様々な考え方がありますが、解決の選択肢の1つとして安全スキャンセンサーを導入する事が有効です。
このセンサーは、予め設定された安全エリアに何かが侵入すると、警戒エリアから危険エリアへ2段階の信号を発します。
タクトタイム重視で協働モードに則さないスピードで動作するテックマンは、
警戒エリアの感知を受けると、直ちに減速して協働モードの適切なスピードになります。
更に危険エリアの感知を受けると動作を一時停止する事が出来ます。
具体的には、人が近くにいる時だけ協働モードになり不在の時は、スピードを上げて働く事が出来るようになります。
弊社がご提案する安全スキャンセンサーは、安全認証 IEC 61496-3(JIS B9704)カテゴリー3 に対応しており、
侵入の感知以外にセンサー本体やロボット間の接続に問題がある等、安全が担保されない場合もロボットの動作を停止させる機能があり、
テックマンもその機能に連動します。
弊社から販売するテックマンは、この安全スキャンセンサーをセットで販売しており、
ロボットまでの接続とエリアの設定方法も含めてサポート致します。
テックマンのお問い合わせ、カタログダウンロードはこちらからご案内致します。
また、様々なデモやアプリケーションビデオをご用意しておりますので、
お客様の作業内容等を、お伝え頂ければ、
イメージのお手伝いとしてビデオURLを選定し、
お知らせ致します。